こんにちは、本川越歯科の小川です。
今回は歯をぬくことになってしまったときのお話です。今回は、ざっくりとお話させて頂きます。
今後また、詳しく説明させて頂くと思います。
虫歯などで残すことができなくなり歯を抜くとそこには大きなスペースが生まれてしまいます。
スペースをおいておくと、歯が傾いてきてしまったり、噛み合う歯が伸びてきてしまいます。
そこで必要になってくる治療としまして、
大まかに以下の三通りの治療があります。
一つ目はインプラントです。
人工の歯の根っこを顎の骨に埋め込んで、
その根っこに被せものをしていく治療になります。
一番効率よく、噛め、さらに両側の歯を削ったり、バネをかけたりせず、負担の少ない治療法です。
二つ目(抜いた歯の両隣に歯がある場合)はブリッジです。
これは両隣の歯を、一回り削り、
長い被せものを作ります。
取り外しは必要なく、しっかりと噛めます。
三つは部分的な入れ歯です。
これは前後の歯に、小さな入れ歯をバネで引っ掻けるもので取り外しが必要となります。
噛みづらく、また取り外しが少し煩わしいと感じてしまいます。
この三通りのなかで最善なのはインプラントです。歯を削ったり他の歯に負担がかかるこがないです。
また骨にしっかりとした人工の根っこを埋め込むためかなり強い力にも耐えることができます。
残りの二つに関して
どちらの方が隣の歯に影響があるのかということですが
データとして抜けた歯の部位に
A.ブリッジ B.入れ歯 C.何もしない
という選択をした時、それぞれの隣の歯が10年後どれくらい残ってるのかということですが
ブリッジでは83%の確率、
入れ歯では50%の確率、
何もしないと80%の確率
で隣の歯が残存します。
(実際は患者さんのお口の状況により変わってきますが、参考として頭にいれといて頂きたいです)
インプラントは両側の歯を90%以上残存できる治療となり、なにもしないを除くと、
インプラント>ブリッジ>義歯
の順番で、残存歯を守りつつ、
効率よく噛める治療が行なえます。
インプラント治療は保険が効かない治療になり、値段がかかるというデメリットがございますが、抜いてしまった部分を治す治療としては最善といえます。
本川越歯科では患者さんのお口に合わせ以上の方法から相談し、ご提案させていただきます。
治療でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
簡単にはなりますが、今回のブログは終わりにいたします。
医療法人社団大志 歯科医師 小川