以前も書きましたがインプラントには非常に多くの種類があります。
その中でも高い信頼性を持つストローマン社製の「ITIインプラント」を以前当医院では以前から採用しています。
そのストローマン社から新しいタイプのインプラントが開発されました。
新しく開発された「SLActive」というインプラントで、その最大の特徴は手術後4週間ほどで骨との結合が得られるという事です。
従来のものは約2~3ヵ月たたないと被せものを入れることが出来なかったので治療期間が大幅に短縮されることになります。
骨との結合がはやい理由はその表面性状にあります。
ネジのように骨に埋め込む部分の表面の構造が以前のものに比べ「高い親水性」をもっているのです。
親水性というのは血液などの「水分とのなじみやすさ」のことでその性質が高いほど骨との結合に有利に働くといわれています。
このようにわずか数年の間にも日々医療は進歩しています。
自分もその波に乗り遅れないよう勉強し続けていきたいと思います。