最新のデジタルCTを導入しました

CT全体

祝日の休診日を利用し最新型のデジタルCTの設置工事を行いました。

デジタルCTは以前から当医院にもあったのですが、
近年、医療機器の進歩のスピードは非常に速く、医院サイドがそのスピードに追いつくには日々努力が必要です。

そもそも『CT』は平面の2次元に比べ3次元の立体画像を構築することが出来ます。
立体にすることで平面では得られない非常にたくさんの情報を得ることが可能となるため的確な診断を行うことができます。

では今回新たに導入したCTは何がいいのか???

まず、座って撮影を行うことで患者様の負担が軽減したと同時に座ることで患者様の「体動(体の動き)」ブレが少なくなり、
より高画質な画像が得られます。
そして、撮影時間はわずかに15秒ほどで終了するので、以前のものに比べると患者様の負担は大きく軽減されています。

勿論、性能も大幅にアップしていてボクセルサイズ(スライス幅)は非常に小さくなりました。

ボクセルサイズとは・・・一般的に2次元の平面の画像に関してはピクセルサイズといいその数値が大きいと「キレイな画像」となります。ボクセルサイズは3次元の立体に用いる数値で、小さいほど細かな厚みで撮影し立体が構築されることとなり「細部まで再現された立体」になります。

他にもまだまだ書ききれないくらいに進化しているのでまた別の機会に書いていこうと思います。

これによりインプラント手術や埋まっている親知らずの抜歯など骨の情報が必要な際、より精密かつ的確な診断が可能となったので、
機械に負けないように技術面の向上も図っていきたいと改めて思いました。

イメージ画像