親知らずは抜くべきなの? 川越 歯医者 本川越歯科

今回は親知らずについてお話しさせていただきます。

・そもそも親知らずとは
本来大人には、中切歯~第二大臼歯の七本の歯が上下左右28本生えています。この28本の歯が機能しています。

親知らずとは前歯(中切歯)から数えて8番目にある歯のことを指します。
親知らずは個人差があり上下左右ある人もいれば、生えてこない人もいます。

・親知らずのデメリット
親知らずというのは、必ずしもまっすぐ生えて来るわけではありません。
特に下の親知らずというのは斜めに生えて来ることもあります。また少しだけ頭を出しているだけのこともあります。

何が問題かというと
一番奥に生えていること、まっすぐ生えにくいことがあり、汚れがたまりやすいということです。
汚れがたまるとそこに感染が起きて腫れたり痛みが出ます。
また、歯周病が進んだり、虫歯になったりします。

中でも問題なのは親知らずだけではなく、

手前の7番目の歯の歯周病も進んだり虫歯になってしまうことがあるということです。

小川の意見としては、

すべての親知らずが抜かないといけない訳ではなく、

手前の歯に悪影響を与えている歯を抜くべきだと考えています。

本川越歯科では、定期検診のレントゲンや歯周病の検査により、それらのリスクを考えて皆様に親知らずの抜歯をご提案させていただいています。
噛み合わせにおいて7番目の奥歯はかなり大きな役割を果たしています。
その歯を守るためにも親知らずというものに
ついてもう一度考えていただく機会の一つになれば幸いです。

本川越歯科 歯科医師 小川武晃

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