歯の治療をする時、、、
『歯を削る=痛い→だから麻酔をする』となります。
が、しかし!!!その麻酔が痛いじゃないか!!!
と思っている方も多いと思います。
歯科医院での麻酔は、『浸潤麻酔』と呼ばれる方法です。
歯は硬くて注射の針が直接刺さりません。
そこで、骨にうわっている歯に麻酔を効かせるため、麻酔薬を粘膜あるいは歯ぐきに注射して骨の中に浸透させる方法です。
そして、麻酔が効いている時間を持続させ、効果を高めるために「血管収縮薬」というものが麻酔薬と一緒に入っています。
その作用により、だいたい90〜120分くらい麻酔効果は続きます。
ちなみに「麻酔の際に動悸がある」のはこの血管収縮薬の作用で、
心拍数を上昇(心臓の働きが活発になる)させる作用をあわせ持つためにドキドキします。勿論、それだけではなく緊張もあるでしょう。
このドキドキが嫌だ!!!
という患者様のために当医院では『血管収縮薬』の含まれていない麻酔薬も準備し対応しております。
また、注射器も最新の電動麻酔を用いて体内への注入スピードや量をコントロールし、その針も極細の物を使用することで痛みを限りなく少なくするようにつとめています。
僕たちは患者様に「注射は針かと思った。痛くなくて良かった。」と言って頂く度に心の中でガッツポーズをしています(笑)。
麻酔について不安がある方は是非ご相談下さい。
※写真は当医院で使用している電動麻酔器です