子供はいつから歯科矯正をするべき?
こどもの矯正
こどもの矯正で重要なポイントとは
こどもの矯正において重要なポイントをお伝えします。問題が発見されたらなるべく早めに矯正歯科医に相談しましょう。歯並びや咬合の問題は、顎の骨格に関係することが多く、成長期からの介入が良い結果をもたらします。
幼児期の顎の骨格矯正は第一段階、成長期は第二段階として経過を見守る必要があります。
矯正治療は時間がかかるプロセスです。幼児期に行う矯正治療はベースとなる骨格を整える治療をしますが、顔や顎の骨格の成長が著しい15歳頃からの成長期には、歯並びも劇的に変化します。 第一段階は幼児期でベースとなる顎の骨格を整え、第二段階は15歳以降の成長期以降に歯並びを整えていくのがベストです。
こどもの矯正を始めるベストなタイミング
永久歯が生えそろう前(6〜7歳ごろ)に初めての評価を受けることが推奨されています。顎の成長を利用できるため、抜歯のリスク軽減や顔立ちの改善につながることがあります。
小児矯正が必要になるサイン

- 口が常に開いている・口呼吸が多い
- 指しゃぶりが長く続いている
- 前歯の重なりやすきっ歯
- 受け口や深い咬み合わせ
- 発音が不明瞭
小児矯正のメリット・デメリット
メリット
顎の成長を利用して歯列を整えることで、将来の外科治療や抜歯リスクを減らせます。見た目や発音にも良い影響があります。
デメリット
成長に合わせて長期的な通院が必要となり、お子さま本人の協力度が結果に影響します。
小児矯正の治療法
- 床矯正(拡大床装置)
- ワイヤー矯正(ブラケット装置)
- マウスピース矯正(インビザライン・ファーストなど)
矯正治療中に気をつけたい生活習慣
- 歯みがきとフッ素ケアを欠かさない
- ガム・キャラメル・固い食品は避ける
- 定期的に通院して装置を調整する
- 鼻呼吸を意識して口呼吸を防ぐ
よくある質問(FAQ)
Q. 子どもの矯正は痛いですか?
A. 装置装着後に少し違和感がありますが、数日で慣れる方がほとんどです。
Q. 学校や運動中でも装置を使えますか?
A. マウスピース矯正なら取り外し可能で、学校生活への影響はほとんどありません。
当院の小児矯正への取り組み
当院では、お子さまの成長段階に合わせた矯正治療を行っています。長期的な顎の発達を見守りながら、理想的な歯並びへ導きます。初回相談は無料です。お気軽にご相談ください。
小児矯正の費用と期間
治療費はおおよそ15〜50万円、治療期間は1〜3年が目安です。骨格の成長や歯列の変化に合わせて段階的に進めます。
小児矯正の費用は保険適用されますか?
先天的な顎変形症などの一部症例を除き、通常の小児矯正は自由診療です。重度の噛み合わせ異常や歯並びの問題がある場合には保険適用となる場合もありますが、通常の軽度の症例には適用されない場合が多いと言えます。
小児矯正の費用を抑える方法
第一期治療から始める
乳幼児期の第一期治療から矯正を始めると、生まれつきの顎の骨格などを調整できるため、大人になってから骨格を外科治療するよりも結果的に安価で済ませられることがあります。
顎全体の噛み合わせに問題が出そうなお子様の場合には早期に顎の発達を調整することで、全体的には費用を抑えることができます。
床矯正(拡大床装置)

床矯正は主に乳歯や混合歯列期初期の小児に適用可能な矯正方法で、真ん中についている「ネジ」により幅を広げる力を加えることで、歯の土台となる骨を外側に押し広げる方法です。 状態によって、拡大床の治療のみで歯並びが改善する場合もありますが、歯列の幅を広げた後、全ての歯が永久歯に生えそろった後にワイヤーとブラケットを使った矯正を行って、全体の歯並びやかみ合わせを治療することが多いです。
小児矯正
(担当:一般歯科医)
| 初診相談 | 無料 |
| 検査・診断料 | ¥33,000(税込) |
| 装置代 | 簡単:¥165,000(税込) 複雑:¥220,000(税込) |
| 調整料 | ¥5,500/月 |
| リテーナー | ¥33,000(税込) |
床矯正(拡大床装置)
その他の費用
| 抜歯 | 矯正目的の抜歯は保険外となります | ¥5,500/月 |
| 補助装置 | 矯正用インプラントなど、歯の移動を助けるための装置です | ¥22,000/個 |
| 追加アライナー | 4回目以降の追加マウスピース作製 (スタンダード、アドバンスに限る) | ¥22,000/回 |
| ホワイトワイヤー | 白いワイヤーに変更する際の追加費用です。 | ¥110,000 |
| クリーニング | 矯正治療中のクリーニングは自由診療となります | ¥5,500/30分 |
